まぅ!いろんな思いもあってねぅ!まぅ!それぞれに思いもあってねぅ!そしてぃ!こんなのぅ!??だす!よりぃ!妄想でぅ!
カツオイヌの朝は早い。
毎朝四時半!わたくしは
カツオイヌと供に目覚める。
そして、港までの散歩である。
港までは
カツオイヌの足で20分かかる。
足は遅い!泳いだ方が早いのである。
港に着いたら底引き網トロール漁船カツオッチィ・バーバラ三世丸に一緒に乗り好物のカタクチイワシ漁に出かけるのである。
この所カタクチイワシの漁獲高が減少している。
それに伴って世界の
カツオイヌも少なくなってきているらしい。
幸いな事にわたくしの
カツオイヌは毎朝の漁で新鮮なカタクチイワシが食べられるので元気である。
出航!
短波ラジオのスイッチを入れる。
いつもの、『OEIB(男は演歌命放送局)』から朝にふさわしいこの曲が流れ出す。
・漁歌・
俺が網を引くのはよ♪
可愛い女簿と子供によ
腹一杯飯を食わすためなだよ
坊の岬に桃花咲く頃♪
今年も鰹が鰹が来るぞ
はまらんかいきばらんかい
東支那海は男の海よ♪
うううんんんんぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~!!
さぶちゃんの歌がココロにしみるねっ!!
カツオイヌは海に喜び!!すかさず飛び込む。
最高時速80km!!自慢の尾ビレが躍動し、力強く水を蹴る!
毎朝の回遊は欠かせない。
漁場までは30分
さて、漁を始めよう。
ゆっくりと網が投入する。
待つ事しばしぃ・・・・・・・・・・・・。
そしてっ!!!!
底引き網トロール漁船カツオッチィ・バーバラ三世丸のウインチが唸りを上げる。
徐々に底引き網が巻き取られていく。
さあっ!今日はどうだろうか?
カツオイヌの目が期待で輝き鼻が潤む!
おおっ!大漁!
おそらく!1000匹はいるだろう。
カツオイヌは嬉しいのだろう鼻をヒクヒクさせ、「きゅぅぅぃぃぃ!わんぅ!」と泣き声をあげた。
これで暫らくはカタクチイワシに困る事はない。
わたくしは港に帆先を向けた。
小型トロール漁船:570万鰹$
港の使用料:一月15万鰹$
燃料代:一月10万鰹$
でもお金では買えない物がある。
カツオイヌのいる暮らしプライスレス!
おやっ・・・・・・。
何処かで聞いたことがあるような無いような・・・。
くはくはくはくはぅ(魚笑)!!