昨日の敵は今日の友、散って花実が咲くものか、汝の敵を愛せよってっかあ~~~~~っ!!!
力とは相対的なものである、一瞬の気の緩みから全てが崩壊する、そうダムが崩れるかのごとく・・。 の続きのよなもの・・・・。





 地球から遥か300万光年離れた、M9865カメ座星雲内第3惑星フクブクロ!
その首都フクブクローナ!またまた大統領官邸、大会義室での出来事。

 会議室はまたまたまた重苦しい雰囲気に包まれていた。
それと言うのも地球侵略計画が2度も大失敗し!
更にフクブクロ星に地球人の逆侵略まで許してしまったからである。
口を開くと責任が自分に押し付けられると思ってか・・・皆・・・押し黙り口を開こうとしなかった。

 とっ!そこに惑星防衛庁副官が息を切らして飛び込んできた。

 「大統領!何とか地球人侵略部隊を撃退しました!!」
「撃退??つか・・・福袋の中身開けまくって・・・いろんな高級ブランド品・・・持ちきれなくなっておばちゃんたち!勝手に帰って行っただけではないのか?」
「はぁ・・・おっしやる通りです・・・」
あせる副官・・・・。
「福袋屋に繋がる異空間トンネルは閉鎖したろうな!」
「はっ!地球人侵略部隊の撤収後直ぐさま!」
「これで暫らくは安心か・・・ところで我々の方の犠牲者はどれくらいだ?」
「はっ!現在のところ判っているだけで365福袋人です。それと行方不明約1000福袋人です」
「なに!それ程多くの犠牲者が出てしまったか・・・おのれ!地球人めっ!ゆるさん!」

 つか・・・基本的にどこかヌケてるのではないでしょうか??

 そして、更に大統領の血圧が上がってしまったようである。
会議室は更に更に更に更に・・・・重苦しい雰囲気に包まれていた。






ほわんほわんほわわわ~ん・・・・・・(←時間が経つ音???
((↑princess_in_blueさまご発案!






 重苦しすぎる雰囲気に耐えかねたのか・・・それとも妙案が浮かんだのか?
惑星防衛庁長官がようやく口を開いた。
「第34中身が見える透明ビニル福袋部隊を投入しては如何でしょう?」
「なんで?????」
誰もが疑問に思った。
 何故なら、透明ビニル福袋は中身が見えるので・・・大当たり的ないい物は入っていないのである。
まっ!金額よりちょっぴり上の実用品が入っているのが大半なのである。

 そんな回りの雰囲気を察してか、惑星防衛庁長官はその理由を語り始めた。

 「いや!今までの失敗から推測しますと、地球人!特に!福袋屋があった町の住人の特に!主婦たちは高価なブランド品!の服や!アクセサリーや!バック!などが入った福袋を好むようです。それが紙袋を破いて中身を取り出すという野蛮な行為に結びついているのです。では!初めから中身が見えて、しかも、金額なりの実用品しか入っていないと判れば、無益な攻撃もされません!油断もします!そのスキに、第34中身が見える透明ビニル福袋部隊の繁殖能力を使い地球を制圧するのです!!!」

 「おおおおおお!!」
会議出席者から感嘆の声が上がった。
「素晴らしい!アイデアだっ!!惑星防衛庁長官!!」
大統領も賞賛の声を上げた。
「はっ!ありがとう御座います!!」
「ところで・・・この第34中身が見える透明ビニル福袋部隊だが、前回の独立第13ビニル福袋部隊の様にやはり熱に弱いのではないかな?」
「はっ!確かにおっしゃる通りです!まっ!前回は灼熱の砂漠地帯に間違って送り込んだため溶けてしまいましたが・・・まっ!普通の熱帯気温ぐらいでしたら大丈夫です!しかし逆に寒さは弱いです。凍ってしまいますと透明ビニルにヒビが入る危険性があります」
「なるほど!異空間トンネルの出口さえ適切であれば大丈夫と言う事であるな!」
「はっ!」
「よし!地球侵略軍司令官!出口は間違わないよう!地球の真ん中より・・・赤道付近に定めよ!!」
「はっははっ!」
「ではっ!!サッソク実行に移したまえっ!!」
「はっはああああ~!!」


 うううんんんん!!
いい戦略の様な気も・・・致します!!
でも・・・。
さて・・・。
今度は上手くゆくのでしょうか???






ふにふにふにふに・・・・・・(←時間が経つ音???






 そして・・・またまた大統領官邸。

 とっ!そこに地球侵略部隊参謀副官が息を切らして飛び込んできた。

 「大統領!大変です!!」
「なに!全滅!今度は誰がどんな間抜けな事しでかしたっ??」

 え~・・・・・・・・。
基本的に成功すると思ってないのではないですかな・・・大統領・・・。

 「いえ・・・そうではなくて・・・」
「じゃっ!なんだ!大成功で!地球を制圧したか!!それにしちゃ早すぎる?」
「いえ・・・実は・・・大歓迎を受けてます!!」
「はっ??ぃぃぃ????」
会議の出席者一同から????マークが飛び出す??

 「ですから!地球で大歓迎を受けているのです!!」
「だから??なんで??」

 たまりかねた大統領がいつもより大きい声で聞き返した。

 「あっ!はぃ!実はですね・・・異空間トンネルは前回の失敗を教訓にして、赤道の近くに設定しました」
「うん!其処まではいい!でっ??」
「はっ!その赤道の近くの場所っていうのがですね!昨年末に地球の異状鼓動により大きな津波災害を受けた場所でありまして・・・インドネシアというところですが・・・衣料品やタオルや家庭雑貨品等々大変に不足していたのです。そこにですね!大量の型遅れのトレーナー、ジャージ、タオル一式、雑貨類等々を中身につめた第34中身が見える透明ビニル福袋部隊を乗り込む結果となったのです。住人たちは大喜びでして・・・・」
「なななぬぅぅぅ!!!!!」
「援助物資かと勘違いしておるようです・・・それに、一旦中身が取り出されても、死なない限りは中身が再生する我々福袋星人の特徴を知ってか知らずか・・・丁寧に袋の口から開けては繰り返し中身を取り出しているようです。ある部隊に至っては自分で動ける援助物資として、まだ援助の手が届かない離島の方まで集団で泳がされて行ったようです」
「ななななななんんとぅぅぅ!!!!」
「はああ・・・・なんか大人気!大歓迎!されているようです・・・・・」
「何てことだ!侵略が歓迎に代わってしまうとは・・・・・・」
落胆する大統領!
今度こそ地球を侵略し蹂躙し我が物にしようとしていたのであるのだが・・・・・。

 大統領の顔色が真っ赤に変わる!!
会議室にいた面々は恐れおののき!!遂に大統領がその本性を現し!激怒し!堪忍袋の緒が切れて!自分を失い!キレて!全ての福袋星人を地球侵略にの為に送り込むのではないか?と思わざるを得なかった。




がっ・・・・・。




 次に大統領が口にしたのは驚くべき言葉であった!

「やああああああ~めぇたああ~!!!」

 「はぃ?????????」
一同?????????マークが沢山飛び回った・・・・・。

 「もっ!やめよ!地球侵略なんてやめよっ!!」
「どどどっ!どうしたのですかっ!大統領!!」
地球侵略部隊司令官があわてて大統領に問いただす!!
「いやっ!だからさ!侵略政策はやめてさっ!平和政策に変更!!!これから!我がM9865カメ座星雲内第3惑星フクブクロは地球の災害地に援助物資を送り込み!地球人と平和共存をめざす!!」
「はああああ~・・・・・・・それでは今までの努力はなんだったのですかっ???」
地球侵略部隊司令官が承服しかねるように食い下がる!!
がっ!!
「いいのっ!いいのっ!!四の五の言うのではないぃ!決定!!」
M9865カメ座星雲内第3惑星フクブクロでは大統領の決定は絶対なのである!!

 こうして・・・・。
型遅れのトレーナー、ジャージ、タオル一式、雑貨類だけでなく、毛布!テント!寝袋!等キャンピングセット一式!や医薬品!簡易住宅!などなどの援助物資を詰め直した中身が見える透明ビニル福袋部隊が大量に再編成され、続々と地球に送り込まれたのである!!





ふにふにふにふに・・・・・・(←時間が経つ音???




 
 そして!
M9865カメ座星雲内第3惑星フクブクロからの援助額は、総額で1730億福袋$にも達し、地球の他の国々よりも多い額を援助する事となったのである。

 その後、M9865カメ座星雲内第3惑星フクブクロの福袋星人は地球の至る所で見かけるようになる!
特にリゾート地!サングラスをかけ日光浴する姿の愛らしいこと!
そして、実はっ!けっこういい奴なのである!!








ほら!!!!



あなたの、後ろにも福袋星人がいますから!!



そして!!!!



めでたし!めでたし!なのだ!!




















「かあ~~~~~っ!!!


いいぃぃ話しやねっ!!!!!


おぅ!大将ぅようぅ!もう一杯!!


おっ!そしてぃあちらのっぅ!!


福袋星人の方にもぅぅ!


一杯!注いでやってっぅ!


いいってっ!いいてっぅ!


俺のおごりよっぅぅぅぅ!!


おでんも好きかいぃぃぃぃ!!」



え~・・・・・またまた!!あんた!!いったい?誰ですかぃぃぃ??
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by katuo0076 | 2005-01-11 20:57 | 福袋星人
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