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すべからく地球は丸い。
 すべからく、人類は全てにおいて拡大路線を取り続けて来ました。
古くは、アレキサンダー大王、ナポレオン・ボナパルト、アドルフ・ヒトラー。
彼らの夢は全世界を征服し意のままに地球を操る事だったのでしょうか?
 だが、しかし、母なる地球の自然は彼らの野望を叶させる事はさせませんでした。
 世界征服を目指して灼熱のインドに向かいながら、部下の反乱にあい、やもなく兵を引き揚げるが、同時に原因不明の熱病も持ち帰り(マラリアという説がある)、病に倒れ、32歳で他界してしまったアレキサンダー大王。
 たぐいまれなる軍事的・政治的才能を元にフランス革命後の混乱期にフランス帝政を招き、ナポレオン戦争と呼ばれる戦争で全ヨーロッパを席巻。極寒のアルプス越えは成功させたものの、60万という大軍を攻め込ませたロシア遠征をでは、冬将軍に破れ去ったナポレオン・ボナパルト。
 第一次世界大戦の賠償金負担と世界恐慌による苦しい経済状況が続き、大量の失業者で街は溢れかえり社会情勢は不安の一途をたどっていく中、ヴェルサイユ体制の打破を訴えアジテーターとしての才能を発揮しドイツの総統にのし上がったアドルフ・ヒトラー。
ドイツ第三帝国の樹立を目指して、全世界を巻きこむ第二次世界大戦を開始するも、たった34kmのドーバー海峡を越える事ができなかった、アドルフ・ヒトラー。
 これら先達の過ちを振り返ることなく、またしても我々人類は広域拡大の路線を踏もうとしている、そう、次なる征服の地は果てしない宇宙であったのだ。
 人類が、その増えすぎた人口を、宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀人々は月と地球の間の軌道に、数百の「サイド」と呼ばれるスペース・コロニーを配置しそこを第二の故郷としていた。
UC(ユニバーサル・センチュリー)0079年1月3日。
地球からもっとも遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名のり地球連邦政府に対し、独立戦争を挑んできた。
人類史上初めての宇宙間戦争が、ここに幕をあげたのであった。
 1月4日。この日「ブリティッシュ作戦」が敢行された。
サイド2のコロニー1基を、熱核ロケットによりラグランジェポイントから離し地球南米に位置する連邦軍指令本部ジャブローに向けて落下させたのである。
だが大気圏突入時にコロニーの軌道がそれ、オーストラリアのシドニーに落下、大陸の3分の1が、また落下中に分離したコロニーの破片により北米大陸の4分の1が壊滅したのである。
 第一次被害による死傷者、行方不明者は3億2千万人、気象変動などの第二次被害者は20億人にも至ったり、1月3日から10日までの「一週間戦争」において総人口のほぼ5割にあたる55億人が死亡したのであります。
 すべからず、かの太宰治?も「向上心の無い人間はバカだ」と言い切っております。
日々繰り広げられる、様々な出来事や事件を許容することなく、向上心が有るか無いかは、その後の進歩を遂げる上で大切な問題でもあります。
向上心の無い人は、こちらが何を言っても受け入れようとせず、自分のより方に固執して、何故?いっこうに問題点を改善しようとしないのでしょうか?
目の前に人参がぶら下がれば、止め処も無く疾走してゆく競走馬のように……美味しい餌にはとめどなく惹かれる物なでしょうか?
 パスカルの有名な言葉「人間は考える葦である 」をもう一度考え直さなくてはいけない時代なのかもしれない。
 ちなみに、パスカルの原理(―のげんり)というのもありりますね。
異なる2水面があるとき、一方の面に圧力を加えたとき、もう一方に同等の圧力が加わる原理。
二つの水面に限らず、一定の容器内部に満たされた液体は、その内部のあらゆる部分に均等に圧力を与えるということである。
 ちなみに、ちなみに、別の意味でのパスカル(pascal)とは圧力・応力の単位でもあります。
記号はPaを使用。
1平方メートルあたり1N(ニュートン)の圧力を表します。
圧力に関する「パスカルの原理」に名を残すブレーズ・パスカルに因んで命名されたのですわぃ。
 ちなみに、ちなみに、ちなみに、ヘクトパスカルとは。
天気予報などでは、パスカルの100倍の「ヘクトパスカル(hPa)」として登場します。
「ヘクトパスカル」は、かつて使われていた「ミリバール」(mb)と同じ値である。1992年12月1日より、cgs単位系であるバール (b,bar)という単位を公式には使わないことになり、同じ値のヘクトパスカルに置き換えられたのであります。
 この様に天気予報の世界も微妙な変化を感じつつ流転してゆく物なのです。
けっして、お天気おねえさんだけを目当てに天気予報を見てはいけません、生涯学習のユーキャンでも気象予報士合格指導講座がある様に、まずTVで活躍するお天気おねえさんだけを思い浮かべてはなりません。
飛躍の舞台はそれだけではないのです。
近年、企業は気象情報を戦略の一つとして重要視しており、気象関連の有能な人材を強く求めているのが現状です。幅広いニーズで希少価値の高い国家資格、それが気象予報士なのです。
っまあ、石原良純みたいな人もいないでもありませんがっ……。
 だが、しかし、お天気の話ばかりに気を取られている場合ではなかったかもしれません。
そう、ともすると、昨夜のF1アメリカグランプリ程、ショッキングな出来事は無かったのでは無いのでしょうか。
ブリヂストンタイヤを擁する3チーム以外のミシュラン勢の7チーム14台は全て棄権。
何十万人もの観客を集めたインディアナポリス・モータースピードウェイ(全長 4.192km×73周=306.016km・予選レコード 1'09.454 R.バリチェッロ(フェラーリ)2004年・ラップレコード 1'10.399 R.バリチェッロ(フェラーリ)2004年・04年優勝 M.シューマッハ(フェラーリ) 1:40'29.914・04年ポールポジション R.バリチェッロ(フェラーリ)1'10.223)がフォーメーションラップが終了してもグリッドに着かない7チーム14台。
グリッド上にはブリヂストンユーザーのフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの6台だけが並び、異様な光景のままスタートが切られる。まさかの事態によって、スタート前に飛び交っていたスタンドの大歓声は一転、大ブーイングに変わってしまったのである。
 この日のグランプリを楽しみにしてルイジアナ州ニューオーリンズからはるばる観戦に来た日系4世太郎・スミスさんのお話。
 「おらあ~ようっ、これが楽しみでようっ、はるばるルイジアナからやって来たダっ。でも、なんでよっ、たった6台しか走らねんだっ。なあ、なあ、これなら、畑仕事をおっぽって来るんじゃなかったよぅ。飯田久彦のルイジアナ・ママ歌っちゃうよっ!あのこはルイジアナ ママ、やってきたのはニューオーリンズ♪なんちて。ああ、こんな事ならニューオリンズ・ジャズ・フェスティバルに行っておけばよかったなあ~」
 とっ、大変に落胆された模様でありました。
以上!インディアナポリス・モータースピードウェイから勝浦鰹がお送りました。
 きっと、明日も太陽は東から昇るでしょう。
あさっても、その次も、来週も、来月も、来年も、10年後も、20年後も、100年後も、東から昇った太陽は私達を均等に、平等に暖かく照らしてくれるでしょう。
西から昇ったから、「これでいいのだ」ではないのです。
すべからく地球は丸いのですから。






























アレな散文コンテスト 一休杯開催!

★★★★★★【アレな散文コンテスト 一休杯】★★★★★★
- 企画内容 -
この中でアレな人は手を挙げて?はい、挙げなかったアナタ。
アナタは間違いなくアレ。
ってわけで、アレな散文を書いてTBして下さい。
アレな感じなら何でもアリ。
エントリー期限は7/2 23:59まで。
アレって何?と聞くのは禁句です。

- 参加資格 -
アレな人、もしくはドン引きされる覚悟のある人

- 審査方法 -
一休杯なので、エントリー締め切り後にエキブロ代表のアレ、
審査委員長のikkyuu_as_cousakuさんが作品の審査講評をしてくれます。

※アレでも参加出来るようにテンプレを文末にコピペお願いします。

開催地 毎日が送りバント (http://earll73.exblog.jp/)
審査員 Roller skates Park (http://cousaku.exblog.jp/)
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by katuo0076 | 2005-06-20 12:58
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