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夢は何時か叶うと信じている事も必要だけど、、叶わないから夢って事でもあるようねぅぅぅ!!
イワトビペンギンのトビオは悩んでいた。
「何故??今のペンギンは空が飛べないのだろうか??
昔は、、みんな空を飛んでいたはずなのにぃぃ!
あああぅ!空が飛びたいぃ!!
飛びたい!飛びたい!飛びたい!飛びたい!飛びたい!
飛びたい!飛びたい!飛びたい!飛びたい!飛びたい!」

と、、、、。
そこに、、、こんなチラシが・・。

ひらひらと・・・・。

【あなたの悩み解決します!
そう!鳥になって空を飛んでみたいと思ったことはありませんか?
そんな、お悩みでも即!!解決してさし上げます!!byニコニコ博士】


「えっ!!本当だろうか??本当に、、空が飛べるのかなぁ??
少々の疑問は、、、あるのだが、、、やはり、もし空が飛べるのなら・・。
相談に行ってもいいのかなああ~??」
などと、、思ってしまった。
トビオであった。


・某所ニコニコ博士の研究所・

ピンポンゥゥン~♪ピンポンゥゥン~♪ピンポンゥゥン~♪
呼び鈴が鳴らされる。

「はい!どなたかな・・???」
「あの・・・・、このチラシを観て来たのですが・・。」
トビオであった。
「おやおや、そうですか、、へふへぅ!まあまあ、ささあ中ゑ!中ゑ!。して、、どのようなお悩みですかなぁあ?」
「はい、、実は、、このチラシに書いてあるように空が飛びたいのです!」
「おふぅふぅ!それは、それは、簡単なお悩みですねぅぅ、ふぅふぅぅう。」
「えっ!空を飛ぶ事が簡単な事なのですか!!」
「そうですよ!私が開発したバイオ生成有機体飛行部品を使えば簡単なことです!」
「バイオ生成有機体飛行部品???とは?なんですかあああ?」
「まあ、簡単に言っちゃうと普通は機械で造っちゃうところを有機体を使用して部品にするのです!ので、組み込みも簡単!けっして組み込んだ体には害を与えません!」
「そそそそそそぅなのですか・・・・。ほんとですかあああああ??」
「大丈夫ですようぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッぅぅぅぅぅッぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
とその言葉が終わらないうちにトビオは急激に眠くなり・・その場にバタリと崩れ落ちた・・。
「ふぅふふふぅうふふふぅううう・・・・。」
ニコニコ博士の不気味な笑い声が・・こだまする・・・・。


そして・・・・。


「あぅ・・・・。いったい何が起こったんだっけ??」
トビオが目を覚ます。
「あっ!ニコニコ博士!え~何か途中から記憶があやふやなんですが・・。いったいどうなったんでしょうか??」
「おお!目が覚めたかね!バイオ生成有機体飛行部品の組み込みは無事終了したよ!これで、君は自由に空が飛べる!」
と、、薄ら笑いを浮かべながら、、、ニコニコ博士は答えた・・。
「え?バイオ生成有機体飛行部品を組み込むことにしたんでしたっけ・?」
「そうだよ!!忘れたのかね?」
「そうでしたっけぇ???でも、、、終わったんですね!そうですか!!これで僕は飛べるようになったのですね?」
ちょっと、納得がいかない部分もあるが、空を飛べるとなれば話はべつである。
満面の笑みをたたえるトビオ!
「では!さっそく飛んでみたまえ!」
「ええ、でも?どうやって飛ぶのですか?」
「簡単だよ!飛びたいと思えば!バイオ生成有機体飛行部品が反応してくれる!」
「え?たったそうれだけ?」
「そう!」
「じゃああ!飛びますぅうぅぅぅ~!!!!」
ばきいいぃぃぃんぅ~!
と、、言うが早いが、、あっという間にトビオは屋根を突き破りぃぃぃ!!空へと飛び立ったっていった!
バイオ生成有機体飛行部品エンジンの調子は大変絶好調!!
そして、自由に空を高速で駆け回る事ができる!!
「すごいぃぃぃ!最高ぅぅぅぅぅぅ!快感んんぅぅぅぅ!!」



しかし・・・・。

「うわああああ~!!!!なんかああ~ものすごぅく腹が減るぅぅ!!!おおおぅ~~~~~魚!魚!が食いたいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
と!突然の空腹感に襲われたトビオ!
そして、急降下とともに海に突入し!
猛烈な勢いで!!次から次へと、、お魚を食い尽くしていく・・・。
それに、いくら食っても、食っても、腹が減らない・・。
まさに、阿修羅のようであった、、次々とトビオに食われいくお魚たち・・・。
「おぅぅ~・・・・・いったい?いったい?如何したんだ~ぁあああ~!!何でこんなに次々と魚を食うようになってしまったんだああ~!!!」



そぅ!
ニコニコ博士は、、、、お魚嫌い!!のマッドサイエンティスト!某博士だったのです!
前回!全自動一本釣り漁船ドッカンツリアゲルン!を使い海の世界を恐怖に陥れた大悪党!!!
今回は、、純真なイワトビペンギンを騙し、、バイオ生成有機体飛行部品&胃の中に超小型際限無腹減ブラックホールを仕込み、、。
世界の海のお魚を全部食ってもらおうと言う計画であった!!!

そんな事とは知らず、、、もう大変な勢いでお魚を食いまくるトビオ・・。
「う~、、、もういいようぅぅ!!そんなに食わなくてもぅぅ!!腹八分目で十分なのようぅぅ!!それ以上は!!乱獲って言うのようぅ・・・。」
しかし、、そんな思いとは別に、、、、食欲は衰えることなく、、更に勢いを増し、、お魚を食いまくる・・。
恐るべき!!胃の中に仕込まれた超小型際限無腹減ブラックホール!!の威力ぅぅ!!
このままでは、世界の海のお魚達は、、、。
お魚嫌い!!のマッドサイエンティスト!某博士の計略で居なくなってしまうかもしれない・・・。

「ほふほぅふ!ほふほぅふ!ほふほぅふ!」

お魚嫌い!!のマッドサイエンティスト!某博士の高らかな笑い声が聞こえてきそうだった・・。



とっ!




その時!!


突然!



トビオの目の前で赤い閃光と共に大爆発が起こった。
そして、その爆発の中から赤い貝が飛び出してくる!!
おぅ?
赤い閃光に驚き口をぽかあ~んと開けていたトビオ!
その口の中に赤い貝が飛び込んでいく!
そう!それは!ヤドカリ不動産の大爆発で飛び出した!オリハルコン貝であった!!
「うぅぅんんん!ごっくん!!」
オリハルコン貝を飲み込むトビオ!!!
そして、トビオの胃の中では赤い光が輝き渡る!

すると、、、またまた不思議な事があああ・・・・・・!!
胃の中に飛び込んだオリハルコン貝の不思議な力により、トビオを苦しめていた胃の中の超小型際限無腹減ブラックホールがみるみる消滅していったのである。
と同時にバイオ生成有機体飛行部品、、、翼、エンジン等がバラバラと分解していく。
それも、オリハルコン貝の不思議な力であろう!

そして、、、、、。
赤い光が収まる頃・・。
トビオは元のイワトビペンギンの姿へと戻っていた・・・。

「あっ!元の姿に戻ったぅぅぅぅ!!!よかったあああ~・・。でも、これでもう飛ぶ事は出来なくなったのかあ・・。でも、、しょうがないねっ!!そうやって今まで海で生きてきたんだからねっ!!



と、言うトビオの顔はすがすがしぃ!笑顔であった!!





そして、お魚嫌い!!のマッドサイエンティスト!某博士の野望は、、またしてもオリハルコンの力によって阻止されたのであった。




-おしまいぃ-




・オリハルコン貝・

幻のアトランティス帝国の力を支えたと言う、不思議なパワーを持つ伝説の赤い石オリハルコン!
その成分を大量に含んだ赤い貝!
そして、海の世界に危機が訪れると、、必ず不思議なパワーを発揮して!海の平和を守ると言う!

伝説の不思議な赤い貝!






つぅかぁ~!
またぁ!オリハルコンかぃ!
って、ツッコミたい気持ちは抑えて、、抑えて、、。
ねぅ!!

by katuo0076 | 2004-07-26 17:31
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