うさぎとだるめしあんと巡る冒険そして大崎へ。

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 どうやら、第三の目的地は本当にあったらしい。だが、なんらかの理由により、第三の目的地への旅は中止となった。僕がその理由をうさぎに問うと、うさぎはうろたえながら口を濁した。たぶん、その理由は聞いてはいけないのだろう。うさぎにはとても悲しい事なのだろうなと、僕はうさぎの耳の震え具合からそう察した。まあ、そんな訳で僕たちは、偶然にも旅の途中で知合った三毛猫とドナルドダックと一緒に急遽思いったった第三の目的地、大崎へと旅立つ事になった。大崎は未開の地、駅に降り立つと殆ど人影がない。幸いにもとりあえずそう決まった約束の地某串焼き屋さんは、一のつく日は一割引でとてもラッキーだった。僕とだるめしあんは、串焼き100本食いまくって、とても満足だった。でも、だるめしあんは、やっぱり田舎が恋しいと泣き出した。きっと、月島風レバカツを食べて田舎を思い出したのだろう。なので僕たちは、だるめしあんを田舎へと向かうフェリー乗り場へと送っていった。出航のドラが鳴り響く。だるめしあんはテープを僕たちに投げ別れを惜しんでいた。そして、そのテープが切れる時、僕たちとだるめしあんの別れだった。暗闇のなか徐々に薄れてゆく船影。さようならだるめしあん。またあう日まで。そして、残された僕たちもそれぞれの家へと帰途についたのであった。ー終ー。
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by katuo0076 | 2008-11-02 00:29
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