056:摘(富田林薫)
みどり摘む呼吸するはず領域を手のひらの上 深呼吸する
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# by katuo0076 | 2011-08-06 19:36 | 題詠blog2011
055:虚(富田林薫)
虚構 あるいは海の彼方へとわたしをつれて霧笛を鳴らす
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# by katuo0076 | 2011-08-06 19:34 | 題詠blog2011
054:丼(富田林薫)
満月をもとめるように食べかけの牛丼におとす生卵
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# by katuo0076 | 2011-07-27 21:59 | 題詠blog2011
053:なう(富田林薫)
残照の鋭い軌跡ガラス窓 ああ、曲面のカーテンを なう
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# by katuo0076 | 2011-07-09 18:17 | 題詠blog2011
052:芯(富田林薫)
やわらかな夜中のように3Bの鉛筆の芯を研いでいるの
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# by katuo0076 | 2011-07-09 18:16 | 題詠blog2011
051:漕(富田林薫)
三月の声を忘れた漕ぐ舟の喫水溢れ 眠れ あなたよ
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# by katuo0076 | 2011-07-09 18:15 | 題詠blog2011
050:酒(富田林薫)
満たしてもわたしはグラス日本酒のいっそ透明になってゆきます
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# by katuo0076 | 2011-06-28 20:24 | 題詠blog2011
049:方法(富田林薫)
方法を見つけました。と、月光の観測師からメールが届く
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# by katuo0076 | 2011-06-28 20:21 | 題詠blog2011
048:束(富田林薫)
大切を分けてください空白のクリアファイルの束を抱えて
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# by katuo0076 | 2011-06-28 20:20 | 題詠blog2011
047:態(富田林薫)
君のないリビングルームに何時までも朝の擬態を止めないのです
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# by katuo0076 | 2011-06-28 20:18 | 題詠blog2011
046:奏(富田林薫)
奏でようと低音部から湖底まで沈んでゆくの鉛のペダル
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# by katuo0076 | 2011-06-28 20:15 | 題詠blog2011
045:幼稚(富田林薫)
幼稚園バスの窓から夏空の青い帽子の飛び跳ねる朝
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# by katuo0076 | 2011-06-25 18:23 | 題詠blog2011
044:護(富田林薫)
お祈りを言い間違えた夕暮れの護るものから薄れてゆくの
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# by katuo0076 | 2011-06-25 18:20 | 題詠blog2011
043:寿(富田林薫)
寿の字を書くようにお父さんまた桃の表面を撫でている
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# by katuo0076 | 2011-06-25 18:19 | 題詠blog2011
042:至(富田林薫)
坂道の下りの速度 風×高み また夏へ至る麦藁帽子
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# by katuo0076 | 2011-06-25 18:18 | 題詠blog2011
041:さっぱり(富田林薫)
駆けてゆく野生のような踝をきれいさっぱり忘れてしまう
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# by katuo0076 | 2011-06-25 18:16 | 題詠blog2011
040:伝(富田林薫)
とどかない空のむこうにあるようなあなたの国へ伝書鳩 飛べ
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:39 | 題詠blog2011
039:庭(富田林薫)
捨てられた庭師のはさみ忘れたらもう薔薇園は満開でしょう
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:37 | 題詠blog2011
038:抱(富田林薫)
歩こうと水の小道をあしたまでほそい身体の抱きあいながら
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:32 | 題詠blog2011
037:ポーズ(富田林薫)
押しましょうどちらともなく明け方の瞳のようなポーズボタンを
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:31 | 題詠blog2011
036:暑(富田林薫)
ただ夏の暑さが記憶ひまわりの高みは何処にふれようとする
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:30 | 題詠blog2011
035:罪(富田林薫)
真っ白な罪があるなら答えまで手をとりあって眠りましょうね
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# by katuo0076 | 2011-06-19 16:29 | 題詠blog2011
034:掃(富田林薫)
帚星76年越しに現れてスペースデブリを掃くのでしょうね
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# by katuo0076 | 2011-05-06 11:04 | 題詠blog2011
033:奇跡(富田林薫)
めをとじてあけたら青き翅ひろげ奇跡的から蝶になります
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# by katuo0076 | 2011-05-06 11:03 | 題詠blog2011
032:町(富田林薫)
こんなにもさびれた町のすみっこに赤いポストが笑顔のようだ
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# by katuo0076 | 2011-05-06 11:02 | 題詠blog2011
031:電(富田林薫)
真夜中をぶーんって泣いているのですクリーム色の電気メーター
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# by katuo0076 | 2011-05-06 11:00 | 題詠blog2011
030:遅(富田林薫)
寄り道をしたのでしょうね山肌をあなたの声が遅れて届く
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# by katuo0076 | 2011-05-01 17:41 | 題詠blog2011
029:公式(富田林薫)
公式にならないように海鳥をみなみの島のみさきに放つ
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# by katuo0076 | 2011-05-01 17:40 | 題詠blog2011
028:説(富田林薫)
きらきらとまわる猫の眼真夜中の天動説を示しはじめる
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# by katuo0076 | 2011-05-01 17:39 | 題詠blog2011
027:水(富田林薫)
まちがえて水力発電このダムのふかみは碧い森の悲しみ
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# by katuo0076 | 2011-05-01 17:35 | 題詠blog2011