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西むいたぼくもあなたもオレンジに染め抜かれてゆく 結合衝動。
■◇■ 第10回 トラバでボケましょう 開催! ■◇■「ぢぇみに のBlog [Evolution III]」さまよりトラックバックです。


■◇■ 第10回 トラバでボケましょう■◇■

『お題』
「脱獄不可能」と呼ばれる警戒厳重な刑務所。
その牢獄に長年繋がれている謎の人物の正体とは!?







 アルカトラズ島(アルカトラズとう、Alcatraz Island)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾内にある面積約48km²の断崖の小島で「ロック」とも呼ばれている。カモメを始めとした海鳥の生息地として知られ、アルカトラズはスペイン語の「ペリカン」を意味する言葉である。
この島には1934年から1963年にかけてアルカトラズ連邦刑務所が存在し、アル・カポネやロバート・フランクリン・ストラウドら矯正不可能とみなされた者が主に服役した。周辺は潮流が速いため島からの脱出は不可能とされ、映画「アルカトラズからの脱出」、「ザ・ロック」のモデルとなったような脱獄事件は頻発したが、実際に島から脱出できた者は3人のみであり、未だに彼らは指名手配犯である。この島は「監獄島」とも呼ばれている。
維持費が高額だったため、1963年3月21日に連邦刑務所は閉鎖され、1969年から2年間、インディアンのスー族に占拠されたこともあるが、1972年からはゴールデンゲート国立公園の一部として国立公園事務所の管理下に置かれている。
1973年から一般公開され、対岸のフィッシャーマンズ・ワーフからは定期観光船が出ており、ここの船着き場が入場ゲートとなっている。







 「知ってるだろプロデューサー。アルカトラズ刑務所」
藤岡の声が、会議室に響き渡った。
「ええ、知ってはいますが、水曜スペシャル藤岡探検隊シリーズで取り上げるには、ちょっと違うと思いますがね」
「ああ、判ってるよ。やっぱり、藤岡探検隊は、ジャングルを探検しなくてはならないと」
「ですから、ちょっと違うのではないかと」
「ダメなんだよ!ダメ!そんな考えじゃダメ!!」
藤岡の声が、更に大きく会議室に響き渡った。
「そんな、考えから脱却しなきゃ新しい、水曜スペシャル藤岡探検隊シリーズに未来はない!」
「そ、そ、そうですか……」
「そうだよ、そう、そう」
藤岡の勢いに押され、少しだけ納得するプロデューサー。
「あ、いや、でも、アルカトラズ刑務所は、1963年に閉鎖されてまして。今じゃただの観光地になってるって言うじゃありませんか」
「いや、そんな事はないだよ。新しい伝説だよ。伝説」
「はっ?何か新しい伝説があったのでしたっけ?」
藤岡の目が輝いた。
「そう、「脱獄不可能」と呼ばれる警戒厳重な刑務所。アルカトラズ刑務所の牢獄に、実は今でも繋がれている謎の人物がいるんだよ」
「え、そんな情報何処から仕入れていたのですか」
「情報ソースは守秘義務があるからあかせない」
「ええ〜、また、テキトーな情報つかまされたんぢゃありませんか」
「そんな事はない!!」
ばっかっん!!
藤岡のライダーチョップが、会議室の机を粉砕した。おそれおののくプロデューサー。
「観光客の立ち入りが禁止されている区画があるのだよ」
「ええ〜、本当ですか」
「本当だ。そして、そこには、あのアル・カポネより、もっともっと極悪な真の悪の黒幕が今でも拘留されているのだ」
「ええ〜」
「当然、アメリカ合衆国の国家機密だ」
「ええ〜と、そこまでいくとやっぱ、ガセネタポイですが」
「何を言う!!!!!!!」
どっかんあ!!
藤岡のライダーキックが、会議室の壁を粉砕した。すかさずのその穴から逃げようとするプロデューサー。
「待て。待つんだ」
藤岡がライダージャンプで目の前に立ちふさがる。
「いや、プロデューサー。これは、この企画は、きっと新しい藤岡探検隊シリーズをすべての日本国民に訴える!絶対!そうなる!」
藤岡の声が、半壊した会議室に響き渡った。そして、右手はプロデューサーの顏を狙い住ますかの様に頭上に振りかざされていた。
「ああ〜申し訳ないです。そこまで言うのでしたらその企画やりましょう」
「おおお、そうか、プロデューサー。判ってくれたかこの企画」
「いや、まあ、判ったと言うか、なんと言うか」
「大丈夫だプロデューサー。この藤岡弘、今回の企画に、探検隊長としての全てをかけるつもりだ」
「は、ああ、そう言って頂けると嬉しいですがっ……」
「題して!!水曜スペシャル!第7弾!今夜復活!あの伝説の探検隊が帰ってきた!アマゾン奥地1500km!テラプレータの密林に 謎の猿人ジュンマとベトナム・ラオス国境地帯 死の密林踏破!呪われた竜の使い ヅォン・ドゥーと南米ギアナ高地 切り裂かれた大地の闇に 謎の地底人クルピラとエチオピア奥地3000km!幻の白ナイル源流地帯!古代裸族に人類とアマゾン奥地6000km!密林の恐怖イプピアーラ 大追跡!これが半魚人伝説の正体とミャンマー奥地 赤い密林縦走3000km!伝説の野人 ナトゥーの謎を解き明かした、藤岡探検隊シリーズ最大の謎、「脱獄不可能」と呼ばれた警戒厳重な刑務所。アルカトラズ刑務所に今でも長年繋がれている謎のもっともっと極悪な真の悪の黒幕的人物の正体と謎を追え!どうだ!このタイトル!!プロデューサー!!」
「っか、今までの6回分のタイトル繋げただけじゃありませんか」
「なっ、何っ、何を言うっ!!!」
ばあっかんあ!!
藤岡の右手があがり、リモートコントーロされたサイクロン号が、唯一残ったドアをぶち破って、激走して来て、プロデューサーの鼻先で止まった。
「うああーーーーーー!ああ〜申し訳ないです」
「うむ、判ればよい」
「はっ、ははははははっ」
「よし!では!アルカトラズ島へ向けて!出発!!」







 我々、水曜スペシャル藤岡探検隊は、2006年11月某日。かのアル・カポネやロバート・フランクリン・ストラウドなどの凶悪犯が拘留されていたアルカトラズ刑務所があった、アルカトラズ島を望み見る、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ湾のフィッシャーマンズ・ワーフへ来ている。
その訳は、近年、この既に閉鎖されたはずの、アルカトラズ刑務所に実はまだ極悪な真の悪の黒幕的人物が拘留されているとの情報を得たからである。
いわゆる、一つの都市伝説である(?
今回、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊は、その謎を解き明かすため難攻不落脱獄不可能と言われた、アルカトラズ刑務所に挑むのである。

ジャジャジャジャンジャンジャン♪

 「いいね〜プロデューサー。カモメが爽やかだ」
「いや、カモメの事はいいですから」
「そうか?なんか気分がいいから、ここでコーヒーでも入れてやろうか」
「あ、いや、それもいいですから」
「そうか」
プロデューサーにコーヒーの件を断られて、ちょっぴり寂しそうな藤岡であった。
「それより、漁船をチャータしてありますから。それに乗ってアルカトラズ島まで行きますよ」
「うむ、そうだ。そうだ、一般の観光客と一緒に定期観光船に乗っていたんじゃ藤岡探検隊ではないからな」

 「はい、こちらが今回チャータした漁船の船長、ウイリアムさんです」
「どうも、どうも、ユアウエルカム。アルカトラズアイランド」
「おお、どうも、ウイリアムさん。お世話になります」
いつも様に挨拶する藤岡であった。だが、船長ウイリアムの目が、その時邪悪な暗い光を放ったのを見逃していた。

 「さあ、皆さん乗って下さい」
船長ウイリアムに促されて、漁船に乗り込む、探検隊員と撮影スタッフ一同。
「はい、乗りましたね。では出発しまああす」

ポンポンポンポン。

 船は港を離れた。
アルカトラズ島までは、約3キロ。時間にして約20分程度の船旅になるはずだった。
ところが……。

 港を離れて、約10分後。船が突然揺れだした。

 「何だ、船長。どうしたんだこの揺れは」
突然の揺れに、船長に問いただす、藤岡。だが、船長は何も答えない。
と、その時であった。
船尾付近に座っていた、隊員の一人が揺れに耐えきれずに船外へと落ちたのであった。

じゃっぱあああんん!

 「おっ、大変だ!隊員!大丈夫か!」
声をかけ、安否を確かめようとする藤岡。だが、船の揺れは更にひどくなる。
「船長!船を止めろ。隊員の一人が船外に落ちた」
声を荒げ、船を止めさせようとする藤岡。
だが、船長は何も答えない。
「どうしたと言うのだ船長!船を止めろ!」
「ふふふふふふっ、アルカトラズ島には、行かせるワケにはいかない」
「何!」
船長の口調が邪悪に変わる。
「ここで、お前ら探検隊は、海の藻くずと消えるのだ」
船長はそう言うと、いつの間に用意していたのか、潜水用具一式を身につけ、海へと飛び込んでいった。
「なっ、何っ!何がおこっているのだ!」
藤岡は声を荒げた。

 突然、船長がいなくなり、原因不明の揺れとともに、操舵不能になった小さな漁船は、落ちてしまった隊員を後ろに置き去りにして暴走してゆく。

 「く、いったいどう言うことだ。とにかく操舵しなくては」
藤岡はそう言うと、揺れる船上を操舵部まで歩いて行った。

 だが、

 「っ、いったい、どうゆう事だっ」
操舵部は、破壊され、舵も速度調整も利かない様になっていたのだ。
「プロデューサー!いったいこれはどう言うことだ、奴は、奴は何者なんだ!」
「そんな事言ったって私はわかりませんよ。それより何とかして下さい」
「やはり、何か目に見えない邪悪な大きな力がこの冒険を邪魔しようとしている」
藤岡はそう確信した。だが、そんな事より目の前の危機を脱しなければならない。舵を失い暴走する漁船は、アルカトラズ島への断崖へ一直線に向かっていたからだ。このままでは、断崖に激突して木っ端みじんになってしまう。

 「なんとかしなくては」

 藤岡がそう思っている間にも、漁船は断崖へ向けて一直線に突き進んでいた。
そして、岸壁へあと数メートルと言うところまで迫って来た。

 その時であった。

 「ライダーパワー!」

 藤岡はそう叫ぶと、漁船と断崖の間に飛び込んだ。漁船が突然止まる。驚異の力であった。藤岡はライダーパワーを使い漁船のスピードを断崖の数センチ前で受け止めたのだった。

 「ああ、あぶない所でした。藤岡隊長。やはり驚異のライダーパワーに勝るものはないです」
安堵の声を上げる、プロデューサーと隊員達。
「いや、安心するのはまだ早い。この船を動かして、何とかアルカトラズ島に上陸しなくては」
「ああ、そうですね。でも、舵も効かないのにどうやって」
「私に任せるのだ」

 藤岡はそう言うと、船尾に飛んで行き、飛び込むと驚異のバタ足で船を操舵しながら、動かしていった。

おおおお〜!!

船上のプロデューサーと隊員達とスタッフから拍手があがる。







 こうして、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊は、約1名の探検隊員を犠牲としながらも、難攻不落脱獄不可能と言われた、アルカトラズ刑務所が存在する、アルカトラズ島へと上陸する事になったのである。
だが、あの、船長。ウイリアムと名乗った、あの船長は、いったい何者なのであろうか?
我々、水曜スペシャル藤岡探検隊に、アルカトラズ刑務所に実はまだ極悪な真の悪の黒幕的人物が拘留されているとの謎を解いてもらっては困る人物なのであろうか、あるいは、国家機密レベルと言われるこの謎を、解き明かされては困るアメリカCIAの秘密工作員なのだろうか。謎が謎をよぶ、アルカトラズ島、アルカトラズ刑務所。だが、その場所は、既に、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊の目の前である。果たしてその謎は、解きあされるのであろうか!!

ジャジャジャジャンジャンジャン♪

 「いやあ〜プロデューサー危ない所だったね」
「そうですね、まさか、あんな事が起こるとは」
「きっと、何か巨大な邪悪な力が、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊を邪魔しようとしているのだ」
「はあ、ああ、やっぱ、この辺りで止めときませんか」
「何を言う!!!!!!!」
どっかんあ!!
藤岡のライダーアタックが、桟橋を粉砕した。
「ああ〜、すみません。やっぱり続けましょう。もうそこはアルカトラズ刑務所ですから」
「うむ」

 と、その時であった。

「ぎゃっ!」
隊員の一人が悲鳴をあげた。
「何だ!何がおこった!」
藤岡が悲鳴をあげた隊員に近寄る。その胸には、なんと、恐るべき事に、吹き矢が突き刺さっていたのであった。
「こ、これはっ、第1回放送で探検した、アマゾン奥地1500km!テラプレータの密林に住む謎の猿人ジュンマ族が使用する毒吹き矢。大丈夫か隊員!!」
だが、既に吹き矢が突き刺さった隊員は事切れていた。
「く、二人目の犠牲者かっ……」
「あ、隊長これを見て下さい」
二人目の犠牲者の事を思いやっている暇はなかった。隊員の一人が吹き矢に仕込まれた、手紙を見つけたのだ。手紙を読む藤岡隊長。
「なになに、『これ以上アルカトラズ刑務所に拘留されている極悪な真の悪の黒幕的人物の謎を追うのは止めろ、ますます犠牲者がでるだけだ』だとっ」
「やっぱ、止めませんか、藤岡隊長」
プロデューサーが弱気な声で中止を申し出る。
「何を言う!!!!!!!」

 と、藤岡が、今度はライダーヒップアタックの構えをした時だった。

 「ああああーーーーーあそこ!!!」
隊員が叫んだ!!
「あ、あそこに!あの、船長!船長ウイリアムがいます!」
「何っ!」

 そう、吹き矢を放ったのは、漁船の船長ウイリアムだったのだ。船上から潜水用具を付け身をくらましたのだったが、先にアルカトラズ島に上陸し、藤岡探検隊の動向を見張っていたのであった。

 「追え!奴を追うんだ!」
藤岡隊長の指示が飛ぶ!一斉に追いかけようとする隊員達、だが、逃げようとする船長ウイリアム。
「隊長!追いつきません。とても足が早いです」
「うむ、まるで、まるで、第3回で探検した、南米ギアナ高地 切り裂かれた大地の闇に住む謎の地底人クルピラの様だ」
そして、振り向き様に、吹き矢を乱射する、船長ウイリアム。
「ぎゃあーーーーーー」
「ぐほっっ」
「フンゲオホーーーー」
続々と、隊員達が吹き矢の犠牲になってゆく。
「んあにくそおおおっーーーーーーーーーー」
吹き矢をライダーチョプで跳ね返しながら、追いかけてゆく藤岡隊長。

 だが、

「く、見失ったか……」

 やはり、南米ギアナ高地 切り裂かれた大地の闇に住む謎の地底人クルピラの様に足の速い、船長ウイリアム。残念ながら、探検隊は、奴を見失ってしまったのであった。

 「藤岡隊長。やはり、この辺で止めていた方が……」
弱気なプロデューサーを制して、藤岡隊長がこう言った。
「いや、見失ってはいない。これを見るんだ」
そう藤岡隊長が言った先には、転々と転がる、アマゾン奥地1500km!テラプレータの密林に住む謎の猿人ジュンマ族が使用する毒吹き矢が。
「これを、追いかけていけば、船長ウイリアムの消えた先が判る」
「いや、でも、これは、もしかして罠かも」
プロデューサーがやはり弱気な声で進言する。
「判っている、そう、これは罠かもしれない。だが、だが、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊は、たとえ罠だと判っていても突き進んでいかねばならないのだ!!」

おおおおおお〜!

プロデューサー以外の隊員から歓声が上がる。

 「しかたありません。続けましょう。でも、これからどの様な罠が待ち構えているか、知りませんよ」
「大丈夫だプロデューサー!その為に我々、水曜スペシャル藤岡探検隊は、数々の訓練を積んで来たんだ。そうだよな、皆!」

おおおおおお〜!

既に、多くの犠牲者が出たにも関わらず、藤岡隊長の声に同意する、探検隊員たちであった。







 こうして、多くの隊員の犠牲を払いながらも、我々、水曜スペシャル藤岡弘探検隊の冒険は続けられる事になったのである。取りあえず、船長ウイリアムが落としていた、アマゾン奥地1500km!テラプレータの密林に住む謎の猿人ジュンマ族が使用する毒吹き矢を辿って、我々、水曜スペシャル藤岡弘探検隊は、アルカトラズ刑務所の奥深くまで潜入していった。いったいこの奥に何が待ち構えているのだろうか。本当に、アルカトラズ刑務所には、実はまだ極悪な真の悪の黒幕的人物が拘留されているだろうか。

ジャジャジャジャンジャンジャン♪

 「隊長、ここで行き止まりのようです」
先行していた隊員が、そう告げる。
アルカトラズ刑務所の奥深く、観光客も立ち入る事の出来ない一画まで突き進んで来た水曜スペシャル藤岡弘探検隊は、そこで立ち止まった。
「いや、この壁が怪しい。この直前に、アマゾン奥地1500km!テラプレータの密林に住む謎の猿人ジュンマ族が使用する毒吹き矢が落ちている以上、船長ウイリアムはこの奥に入ったに違いない。よく探せ、この壁を開ける為の何かがあるかもしれん」
「はっっ!」
藤岡隊長の指示に従って、行き止まりであろうと思われる壁の一帯を調査する探検隊員。

 「藤岡隊長。やっぱり、この辺で終わりとしてしまった方がいいのでは」
相変わらず弱気なプロデューサー。
「何を言う!!!!!!!」
どっかんあ!!
藤岡のライダー16文キックが、行き止まりの壁を粉砕した。

 「おお!通路が!」
壁を開ける秘密を調べるよりもライダー16文キックで粉砕した方が遥かに早かったと気がついた、藤岡であった。

 壁の通路に踏み入る、水曜スペシャル藤岡弘探検隊一同。その通路は暗く、細く、そして、何十年も人が踏み入った形跡とかない様に、黒く邪悪に湿っているかの様であった。暫く、その細い通路が続く。そして、急に目の前が開けた。大きな、まるで、大きな神殿の中の様な広々とした空間に出たのであった。

 「ここは、いったい?」
「まるで、神殿のようですね」
プロデューサーが不安げに小声で答える。
「うむ、まさに、神殿だ。きっと、ここに違いない、伝説の本当に本当に極悪な真の悪の黒幕的人物が拘留されている場所は」
「ええっ、まさかっ!!」






 と!






 その時であった!





















「ほっほっほっ!!」



 天も割れんばかりの大きな笑い声が、神殿の中に響き渡った!!
「数々の妨害を乗り越えて、よくここまで来ましたね、誉めてやりましょう。だが、ここで、水曜スペシャル藤岡弘探検隊は最期です。この場所があなた達の永遠の墓場となるのです!」
「なっ、何っ、何者っ!!」
藤岡隊長が声を荒げる。


 「ふふふふふふ、私の正体を知ったものは生きては帰れませんが、冥途の土産として、私の正体を明かしましょう」


 そして、ゆっくりと神殿の奥の空間に灯りがさしてゆく。





「あっ、お前はっ!」





 その、伝説の本当に本当に極悪な真の悪の黒幕的人物の正体に藤岡隊長が声をあげる。





 そう、その人物は!







































 「まっくろくろすけ!」

「ううん、ジブリ作品出たい!」

「小栗播人!」

「そこまで黒くない!」

「クロマティ!」

「巨人でそんなにホームラン打ってない!」

「キョロちゃん!」

「金なら1枚銀なら5枚!」

「シロちゃん」

「色違い!」

「ブラックちゃん」

「英語で呼ばないで!」

「黒川!」

「本名で呼ぶな!」

「赤ちゃん!」

「もう、卒業した!」

「ロクちゃん!」

「6と9がひっくり返ってる!」

「となるとっ!!」
























「いつも元気な





 クロちゃんです!」









「脱獄不可能」と呼ばれる警戒厳重な刑務所。その牢獄に長年繋がれている謎の人物。あのアル・カポネより、もっともっと極悪な真の悪の黒幕の正体とは、安田大サーカスのクロちゃんだったのであったっ!






うひっ、うひひひひひひひひひひひひひひっ、うひっ(小笑)






ー完ー












 っか、長々と引っぱっといて、またこのオチかよっ!(いったい何回目っ!と、お思いの方も多いかと思いますので。
今回は、我々、水曜スペシャル藤岡探検隊カメラがとらえた、驚異の映像!もっともっと極悪な真の悪の黒幕!の正体!をここでご紹介しておきたいと思います。ほんと、ビビりますよこの映像はっ!





はい、ではっ!驚異の映像!!






こちら!←クリックねっ。


■11/28 9:30 追記。
現在サーバー過負荷のため、サービスを一時停止しておるようです。復旧するのかなあ~。










■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
by katuo0076 | 2006-11-26 16:17 | トラバでボケましょう
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